リン酸カルシウムと聞いても大抵の方は、「どこかで耳にしたような、しないような・・・」程度の認識ではないでしょうか。しかし、私たちのごく身近な場面に、リン酸カルシウムは存在しています。ここではそのようなリン酸カルシウムの用途はもちろん、リン酸カルシウムの特徴や種類などについても紹介します。

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リン酸カルシウムの特徴

リン酸カルシウムとは、リン酸(化学式:H3PO4)とカルシウム(化学式:Ca)が結びついた物質で、人間の体内には2キログラム前後もの量が含有されています。また、リン酸カルシウムはその種類に応じて、多少用途が変わってくる物質です。

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リン酸カルシウムについてのあれこれ

リン酸カルシウムが主成分を形成している物質やその用途には、以下のようなものがあげられます。

リン酸カルシウムが主成分となるもの

リン酸カルシウムを主成分とした代表的なものに、「歯」があげられます。歯がカルシウムからできているのは、多くの方がご存知の事実だと思われますが、正確に言えばこのリン酸カルシウムからできているのです。

リン酸カルシウムの用途

リン酸カルシウムは後に紹介しますが、大きく3つの種類に分けることができるので、用途もそれに応じて多少変わってきます。変わったところでは、出産の際の男女の産み分け促進剤にも、リン酸カルシウムが使われています。

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リン酸カルシウムの種類

リン酸カルシウムはその結合の仕方に応じて、以下の3種類に大きく大別することができます。

リン酸カルシウムの種類1・第一リン酸カルシウム

第一リン酸カルシウムとは、化学式Ca(H2PO4)2で表される物質で、水素原子がカルシウムと1個置換してできます。第一リン酸カルシウムの用途としては、バイオ薬剤やベーキングパウダー、発泡樹脂膨張剤などがあげられます。

リン酸カルシウムの種類2・第二リン酸カルシウム

第二リン酸カルシウムとは、化学式CaHPO4で表される物質で、水素原子がカルシウムと2個置換してできます。第二リン酸カルシウムの用途としては、医薬品や歯磨き粉、ガラス原料などがあげられます。

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リン酸カルシウムの種類3・第三リン酸カルシウム

第三リン酸カルシウム(リン酸三カルシウム)とは、化学式Ca3(PO4)2で表される物質で、水素原子がカルシウムと3個置換してできます。第三リン酸カルシウムの用途としては、合成樹脂の添加剤や消火器剤などがあげられます。

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リン酸カルシウムのなかま

リン酸カルシウムの仲間には、以下のような物質をあげる事ができます。

リン酸カルシウムのなかま1・リン酸水素カルシウム

リン酸水素カルシウム(リン酸一水素カルシウム)は、一般的にはカルシウムの補給剤や医薬品などに用いられる物質です。

リン酸カルシウムのなかま2・無水リン酸水素カルシウム

無水リン酸水素カルシウムとは、文字通りリン酸カルシウムを無水化した物質で、ビタミン剤などに用いられています。

リン酸カルシウム利用の最前線

このようにリン酸カルシウムは、工業から健康の分野まで幅広く活用されている物質です。最近ではリン酸カルシウムに関する研究がさらに進み、バイオテクノロジーの分野での研究が盛んです。特に生体工学や試験薬品に、リン酸カルシウムがよく用いられているのです。将来的に、リン酸カルシウムを成分とした新薬が登場する日も近いことでしょう。

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リン酸カルシウムと歯の健康

先ほど紹介した通り、リン酸カルシウムは歯の主成分です。ですから歯の健康には、リン酸カルシウムの働きが大きく関係しています。リン酸カルシウムは、「酸性に弱い(酸に溶けやすい)」という性質があります。そのため、口の中の性質が長い間酸性になると、歯の強度は弱まります。ちなみに「炭酸飲料を飲み続けると、ホネが弱くなる」というのは、根拠のない説です。なぜなら、炭酸飲料に限らず飲み物や食べ物の類が、体内で直接ホネと接触することはないからです。

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炭酸カルシウム
水酸化カルシウム
塩化カルシウム
乳酸カルシウム
リン酸カルシウム
ケイ酸カルシウム板
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